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弦楽器の種類一覧|ギターやチェロ、世界の楽器の特徴と違いを解説

弦楽器

弦楽器は、世界中の音楽文化において最も古く、かつ広く使われている楽器群の一つです。
その魅力は、弦の振動が織りなす豊かな響きと、演奏者の手や体の動きが直接音色に反映される表現力の高さにあります。
ギターやヴァイオリン、チェロといった洋楽の代表に加え、中国の二胡や日本の琴(こと)など、世界各地の伝統音楽にも多様な弦楽器が存在します。
この記事では、弦楽器とは何かといった基礎から、音の出し方別の分類(擦弦・撥弦・打弦)、主要な楽器の特徴、そして初心者向けの選び方やよくある質問まで、詳しく解説します。

目次
  1. そもそも弦楽器とは?音が出る仕組みを解説
  2. 【音の出し方別】弦楽器は3種類に分けられる
    1. 弓で弦をこすって音を出す「擦弦楽器」
    2. 指やピックで弦をはじく「撥弦楽器」
    3. ハンマーで弦を叩いて音を出す「打弦楽器」
  3. 【弓で弾く】擦弦楽器の種類とそれぞれの特徴
    1. オーケストラの主役であるヴァイオリン含む4種類を比較
    2. 世界の擦弦楽器
  4. 【はじいて弾く】撥弦楽器の種類とそれぞれの特徴
    1. ギター:ポップスからクラシックまで幅広いジャンルで活躍
    2. ハープ:優雅な音色を奏でるオーケストラや吹奏楽の楽器
    3. マンドリン:細かいトレモロ奏法が特徴的なイタリアの楽器
    4. ウクレレ:ハワイアン音楽で知られる小型で陽気な音色の楽器
    5. 琴:日本の伝統音楽で使われる和楽器の代表格
  5. 【叩いて弾く】打弦楽器の種類とそれぞれの特徴
    1. ピアノ:鍵盤でハンマーを操作し弦を叩く最もポピュラーな楽器
  6. 初心者が弦楽器を選ぶ際に注目したい3つのポイント
    1. ポイント①:演奏したい音楽のジャンルから選ぶ
    2. ポイント②:楽器のサイズや持ち運びやすさを考慮する
    3. ポイント③:初期費用やレッスン環境の探しやすさで決める
  7. 弦楽器に関するよくある質問
    1. Q1. 弦楽器を始めるのに年齢は関係ありますか?
    2. Q2. オーケストラの弦楽器で最も演奏が難しいのはどれですか?
    3. Q3. 初心者向けの弦楽器はどれくらいの価格で購入できますか?
  8. まとめ

そもそも弦楽器とは?音が出る仕組みを解説

弦楽器は、弦を振動させて音を出す楽器の総称であり、「Chordophone(コードフォーン)」とも呼ばれます。
弦楽器の基本的な仕組みはとてもシンプルです。
弦が振動するとその振動が楽器本体の共鳴箱に伝わり、空気を振動させて音が増幅されます。
弦を振動させる方法は、演奏スタイルや楽器の設計によって異なり、擦る・はじく・叩くといった方法で音が生まれます。

弦の素材も楽器や時代背景によってさまざまで、かつては動物の腸(ガット)が使われましたが、現代では金属弦やナイロン弦、合成繊維などが一般的です。
弦の素材や弦を張る力(張力)、弦の長さと厚さが音の高さや音色に大きく影響します。

弦楽器の特徴は、指の押さえ方や撥弦の位置、弓の使い方によって音色が多様に変化できる点です。
そのため、非常に表現力が高く、ソロからアンサンブル、バンドやオーケストラまで幅広い編成で活用されます。

【音の出し方別】弦楽器は3種類に分けられる

弦楽器は音の出し方によって大きく3つに分類できます。
これは物理的にどのように弦を振動させるかで分けられる方法で、音色や演奏スタイルにも大きな違いが出ます。

弓で弦をこすって音を出す「擦弦楽器」

擦弦楽器は、弓の毛を弦にこすり付けることで摩擦を生じさせ、弦を振動させて音を出す楽器です。
この方法は非常に滑らかな音色が得られ、音のつながりや表現力に優れているため、クラシック音楽や室内楽、オーケストラで中心的な役割を果たします。
代表的な楽器にはヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスなどがあります。

弓の素材は主に木と馬の毛が組み合わされており、適切な張力とロジン(松脂)を用いることで弦との摩擦が最適化されています。
弓の角度や圧力の加減によって、同じ弦でも音色や音量が大きく変わる点が、この分類の醍醐味です。

指やピックで弦をはじく「撥弦楽器」

撥弦楽器は、指やピック(ピックはギターのような小さな撥)、時には爪で弦をつま弾くことで音を出す楽器を指します。
柔らかい響きから鋭いアタックまで、幅広い音色を表現できます。
古くから世界中で用いられてきたギター、ウクレレ、ハープ、マンドリンなどがこの仲間です。

撥弦楽器は弦を直接つま弾くため、奏者の指の位置・強さ・速度によって微妙に音質が変わります。
また、フレット(弦の長さを変える金属バー)の位置が音の高さを安定させる役割を果たす楽器も多く、演奏の正確性と表現力の両方を高めています。

ハンマーで弦を叩いて音を出す「打弦楽器」

打弦楽器は、弦をハンマーなどで叩いて振動を発生させるタイプです。
この方式はピアノに代表され、多数の弦が鍵盤機構によって一度に制御されます。
ピアノは鍵盤を押すと内部のハンマーが弦を叩く仕組みで、弦楽器でありながら打楽器的な要素が強い楽器です。

【弓で弾く】擦弦楽器の種類とそれぞれの特徴

擦弦楽器は、特にオーケストラ音楽の中心となる楽器群です。
ここではその代表的な4種類を詳しく紹介するとともに、世界各地の伝統的な擦弦楽器も取り上げます。

オーケストラの主役であるヴァイオリン含む4種類を比較

オーケストラの弦楽器セクションは、ヴァイオリン属3種類とヴィオール属のコントラバスで構成され、その重なりによって豊かな音楽テクスチャが生まれます。

ヴァイオリン:高音域で主旋律を奏でる花形楽器

ヴァイオリンは弦楽器の中で最も高い音域を担当し、その明るく華やかな音色で主旋律を担います。
4本の弦はG・D・A・Eと高音方向にチューニングされ、速いパッセージや華麗な技巧が映える楽器です。
クラシックだけでなく、ジャズやポップス、民族音楽にも広く用いられます。

ヴィオラ:中音域で内声部を支えるいぶし銀の存在

ヴィオラはヴァイオリンより一回り大きく、中音域に特化した楽器です。
その音色は暖かく、オーケストラでは和声や内声部を支える“いぶし銀”的な役割を果たします。
チューニングは通常C・G・D・Aで、豊かな中音が特徴です。

チェロ:人の声に近い音域を持つ座って弾く大型楽器

チェロ(Violoncello)は演奏者が座って弾く大型の擦弦楽器で、人間の声域に近い音域を持ちます。
その豊かで深い響きは、独奏からアンサンブル、オーケストラまで幅広い用途があります。
低音部では支え、旋律では感情豊かに歌い上げることが可能です。

コントラバス:オーケストラを支える最も低い音域の楽器

コントラバスは弦楽器の中で最も低い音域を担当する大型楽器で、オーケストラやジャズバンドなど幅広いジャンルで 低音の土台 を支えます。
演奏は立って行うことが多く、豊かで深い低音がアンサンブル全体に重厚感を与えます。

世界の擦弦楽器

オーケストラ以外でも、世界各地には個性的な擦弦楽器が存在します。

二胡:中国発祥の2本の弦で哀愁のある音色を奏でる楽器

二胡は中国伝統音楽における代表的な擦弦楽器で、2本の弦を持ち、弓を使って演奏します。
哀愁漂う滑らかな音色と独特のビブラートが特徴で、近年は世界的にもその魅力が広まりつつあります。

【はじいて弾く】撥弦楽器の種類とそれぞれの特徴

撥弦楽器は世界中で最も数が多く、音楽ジャンルを越えて愛されている楽器群です。
ここでは代表的な楽器を詳しく見ていきましょう。

ギター:ポップスからクラシックまで幅広いジャンルで活躍

ギターは世界で最も知名度の高い弦楽器の一つで、クラシックギター(ナイロン弦)、アコースティックギター、エレキギターなど枝分かれした多様な種類があります。
6本の弦を指やピックで弾くことで音を出し、リズム、メロディー、ハーモニーまで一人で表現できる万能楽器です。

ハープ:優雅な音色を奏でるオーケストラや吹奏楽の楽器

ハープは多くの弦が三角形のフレームに張られた楽器で、その優雅で神秘的な音色からクラシック音楽や吹奏楽、独奏などで愛されています。
現代のコンサートハープにはペダルがついており、キー(調)を自在に変えることができます。

マンドリン:細かいトレモロ奏法が特徴的なイタリアの楽器

マンドリンはイタリア発祥の小型撥弦楽器で、通常8本の弦がペアになって張られています。
細かなトレモロ(高速連打)の奏法が特徴で、クラシック、フォーク、ブルーグラス音楽で活躍します。

ウクレレ:ハワイアン音楽で知られる小型で陽気な音色の楽器

ウクレレは19世紀後半にポルトガルからの移民がハワイに持ち込んだ小型弦楽器「ブラギーニャ」をルーツとし、ハワイで独自の発展を遂げました。通常4本の弦を持ち、軽やかで陽気な音色が特徴です。その小さく優しい音色と手軽な演奏性から初心者にも人気があります。

琴:日本の伝統音楽で使われる和楽器の代表格

琴は日本伝統音楽で使われる平たい箱型の撥弦楽器で、複数の弦を使い指や撥で弾いて音を出します。
その優雅で繊細な音色は、日本の古典音楽に欠かせない存在です。

【叩いて弾く】打弦楽器の種類とそれぞれの特徴

ピアノ:鍵盤でハンマーを操作し弦を叩く最もポピュラーな楽器

ピアノは鍵盤を押すと内蔵されたハンマーが弦を叩く仕組みになっており、弦楽器でありながらも打楽器的な性質を持ちます。
多彩な音域と和音を扱える点から、ソロ楽器・伴奏楽器として世界中で最もポピュラーな楽器の一つとして活躍しています。

初心者が弦楽器を選ぶ際に注目したい3つのポイント

弦楽器は種類が多いため、初心者がどれを選ぶか悩むことも多いです。
ここでは選び方の指針となる3つのポイントを解説します。

ポイント①:演奏したい音楽のジャンルから選ぶ

弦楽器は演奏するジャンルによって適した楽器が異なります。
例えば、ロックやポップスで使うならギター、クラシック音楽ならヴァイオリンやチェロ、伝統音楽なら琴や二胡といった具合です。
自分が表現したい音楽が最初の選択基準になります。

ポイント②:楽器のサイズや持ち運びやすさを考慮する

弦楽器はサイズに差があり、移動させる機会が多い場合は小型で軽量な楽器(ウクレレ、ギター、琴)が有利です。
大きなチェロやハープは家庭での練習や演奏会向きで、普段の移動が少ない人に向いています。

ポイント③:初期費用やレッスン環境の探しやすさで決める

弦楽器は楽器本体の価格だけでなく、糸やパーツ交換、レッスン費用も必要です。
入門用のギターやウクレレは比較的手頃で、教則本や動画も豊富なため、初心者でも始めやすいと言えます。

弦楽器に関するよくある質問

Q1. 弦楽器を始めるのに年齢は関係ありますか?

年齢に関係なく始めることができます。
ただし、小さな子どもが大きなチェロやハープを扱うのは難しいため、サイズや重さを考慮して選ぶことが大切です。

Q2. オーケストラの弦楽器で最も演奏が難しいのはどれですか?

演奏の難易度は人によって感じ方が異なりますが、ヴァイオリンは高音域での正確な運指と弓のコントロールが要求されるため、初心者には難しく感じられることが多いです。

Q3. 初心者向けの弦楽器はどれくらいの価格で購入できますか?

入門用ギターやウクレレは数千円〜数万円程度、ヴァイオリン類は安〜中級モデルで数万円〜十数万円程度が多く、初心者でも手が届く価格帯が揃っています。

まとめ

弦楽器は世界中の文化に根ざした多彩な楽器群であり、音の出し方(弓・撥・打)や演奏スタイルによって異なる魅力があります。
クラシックのオーケストラで華麗に響くヴァイオリンやチェロから、ポップスやフォークにも欠かせないギターやウクレレ、世界の伝統音楽を彩る琴や二胡まで、弦楽器の世界は実に幅広いものです。
初心者が弦楽器選びをする際には、「どんな音楽をやりたいか」「どれくらいのサイズ・予算か」を基準にするのが良く、この記事がその参考になれば嬉しいです。

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